■もくじ
■自己紹介
福島県出身。中学から大学まで野球一筋で、横浜スタジアムでプレーした経験もあります。
趣味は旅行とグルメです。昨年は1週間かけて車で北海道を一周しました。1日5食で、寝る間も惜しみながら完走したのは良い思い出です。
■これまでのキャリア
大学は工学部で、化学や物理について幅広く学びました。大学院では高分子化学や光物理化学についてより深く学び、高機能性ポリイミドの開発/物性評価の研究を行いました。
1社目:大手化学メーカー(2.5年)
エラストマー材料の研究開発に従事し、国内外様々な業界のお客様を担当しました。材料開発業務を主軸としつつ、基礎研究や特許執筆なども行いました。
2社目:ITベンチャー(2.5年)
エンジニア・PM業務に従事し、主に国内の製造業のお客様向けに、AI/機械学習を活用した異常検知ソリューションの導入支援を行いました。
また、自社製品開発やデータ分析支援、導入支援に携わる過程で、ITスキルやエンジニアスキル、データサイエンススキルなど幅広い技術を習得しました。
3社目:データケミカル
2024年6月より技術営業として勤務。
■転職の経緯
大手化学メーカー⇒ITベンチャー
研究開発職として、新規材料の開発やそれらが採用され市場へ送り出される過程に携われたことは、とても貴重な経験でした。一方で、過去の実験データを活用し開発業務をより効率化できないか、という思いもありました。当時はプログラミングの経験がほとんどなかったため、終業後に独学で習得し開発業務へ活かそうと試みていました(CTO金子が開発・公開しているPythonパッケージ(DCEKit)も触ったりしていました)。学習を進める中でIT技術やAI/機械学習の可能性を強く感じ、実務を通じてそれらの経験を積める企業への転職を意識するようになりました。社内でDX推進業務に携わるという選択肢もあったかと思いますが、「データ分析」のみならずIT技術を幅広く習得したいという好奇心や、「化学」という枠組みにとらわれず製造業全般のDX課題解決に携わりたいという思いから、転職に至りました。
化学メーカーでの就業経験は、この後のITベンチャーや現職のデータケミカルでの仕事において、ユーザ目線で製品開発やソリューション提案ができるという点で非常に役に立っていると感じます。
ITベンチャー⇒データケミカル
エンジニアやPMとして、業種を問わず様々なお客様のDX課題解決に伴走でき、非常にやりがいのある仕事ができました。また、業務を通じて、幅広いITスキルの習得はもちろんのこと、正解のない課題に対しても仮説を立てながら推進する胆力も身につけることができました。ITやAI/機械学習に対する理解が深まっていく中で、「前職の化学メーカーではこんな取り組みもできたのでは」といった具体的なアイデアも浮かぶようになりました。学生時代から学んできた化学の知識と、IT業界に身を置いて習得した技術や経験を掛け合わせ、化学業界のDX課題解決にどの程度貢献できるか挑戦したい気持ちが芽生え、転職に至りました。
ITサービスを利用する側の視点に加えて、ここではITサービスを提供する側の視点を身につけることができ、両側面からサービス設計できるようになったことが現職でも活きていると思います。
なぜデータケミカルに入社したか
データケミカルに入社した理由としては、4つあります。
1つ目は、自社製品であるDatachemical LABに興味を持ったためです。私が化学メーカー在籍時にやりたかったことの多くが実現できるくらい機能面で充実しており、また当時はデータサイエンス初学者であった私でも問題なく扱えたであろう操作性も兼ね備えています。技術営業として、自信をもってお客様へ紹介できる製品であると思いました。
2つ目は、製品開発の方針に共感したためです。当社では「現場の技術者自身が活用できるデータサイエンスツール」というコンセプトを一番に掲げており、実際に機能やサポート体制という形で製品に反映されています。私も以前は技術者であったため、結果のみならず過程も十分に理解しながら分析したい、という思いは非常にわかりますし、現場でのDX普及においても重要なポイントと認識しています。こうした方針に対して、私のこれまでの知識や経験も十分に活かせると思いました。
3つ目は、CTO金子のもとで最先端の技術に触れることができるためです。彼は化学・工学データに対してAI/機械学習を活用する「データ化学工学」と呼ばれる領域の第一人者であり、お客様の中でも彼を知っている方は多く、私も化学メーカー在籍時から知っておりました。彼のもとで最先端の技術に触れることができる環境があり、良い経験になると思いました。
4つ目は、会社の初期フェーズに携われるためです。会社が成長する過程を間近で見ることができ、さらには個々のパフォーマンスが会社の成果に直結しやすいことからやりがいもあります。代表との距離感も近く、日ごろから経営者視点の考えに触れることができるのも貴重な経験です。
■データケミカルでの働き方・やりがい・おもしろさなど
働き方について
基本的にフルリモートで、通退勤のラッシュが苦手な私にとっては非常にありがたいです。残業も少なく、プライベートの時間も十分に確保できています。
私自身、営業というポジションは未経験でしたが、代表や先輩社員にOJTによるフォローをいただきながら、問題なく業務にあたることができています。社員のバックグラウンドは様々ですので、個人の得意不得意があっても皆でカバーしていく良い雰囲気があると思います。
やりがいについて
より多くのお客様にDatachemical LABを活用いただくことです。
常にユーザ目線でDatachemical LABの開発に取り組んでいるため、使いやすい、精度の良い分析ができた、などのポジティブなフィードバックをいただけた時はやりがいを感じます。ネガティブなフィードバックであっても、どのように設計・改良すれば解決できるかをメンバーとともに検討することにもやりがいがあります。
面白さについて
これまで経験のない業務も積極的に任せていただき、経験の幅を広げられることに面白さを感じます。特に当社は初期フェーズの会社のため、ある程度大きな会社であれば専門部署が担当するような、営業以外の業務も発生します。こうした業務にも裁量権をもって取り組むことができ、成長できる機会が多く用意されていると思います。
■自身の展望
国内でのシェア拡大、海外展開に貢献し、将来的には企画(経営、事業、営業)業務に従事できればと考えています。
■最後に
様々な業務を通じて成長したい、最先端の技術を搭載した製品の開発に携わりたい、などと考えている方がいらっしゃれば、最適な環境だと思います。少しでもご興味がありましたら、ぜひご応募ください。